カランテなど
昔東武デパートの展示会で使った落葉性のエビネ、カランテの交配種(Calanthe hybrid)が咲いて来た。英国ジャージー島のエリック・ヤングから来た系統で、25年以上昔の株が細々と生きている。当時コーディネーターのマイケル・ティッブス氏から、コチョウランよりも短年月で咲いて、切り花向きの云々と、散々いい話を聞かされたので、園でも頑張って栽培していた。その後、中国の研修生を連れてハナジマ・オーキッドを訪問した際、ナーセリーの鈴木さんにその話をしたら、切り花は荷傷みして使い物に成らないと酷評され、一気に熱が冷めてしまった。その時の生き残りである。白花、薄ピンク、ブロッチと、花はとても奇麗だが、株が老化して往年の様な元気はない。でもとても可愛くて奇麗な花だ。


ついでに横で狂い咲きしているデンドロビウム・ノビル系品種(Dendrobium nobile hybrid)と、パフィオコーナーに飾ったニューギニア原産のデンドロビウム・ディスカラー(D.discolor)、デンファレ交配種(D.phalaenopsis hybrid)、パフィオの大輪花(Paphiopedilum hybrid)、日本原産のヘツカラン(Cymbidium dayanum)など。



最後はノボタン科のメディニラ・マグニフィカ。10月に八王子までバンダを引き取りに行った際、鉢植えのメディニラ(Medinilla magnifica)も3株戴いてきたのだ。その1株が咲き始めたということ。ノボタン科でフィリピン原産。












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