クリナムなどが咲き始める
中庭でクリナム・ポウェリー(Crinum x powellii)のピンクと白が咲き始めた。これらが咲き始めると本格的なクリナムのシーズンが到来だ。以前より咲いているクリナム・ムーレイ(C.moorei)も満開。温室ではごく小型のクリナム・ベノーサム(C.venosum)も咲いている。ヒガンバナ科でムーレイは南アフリカ、ベノーサムはオーストラリア原産だ。



また珍しい球根のアルブカ・ネルソニー(Albuca nelsonii)も鳥舎の周囲で咲いている。アップで見るととても奇麗な花だ。キジカクシ科で南アフリカ原産。

八重のカシワバアジサイ・スノーフレーク(Hydrangea quercifolia 'Snowflake')も見事に咲いていて本当に素晴らしい。チョウチョの好きなブッドレア(Buddleja davidii)も咲き始めた。これは兎に角生育旺盛でたちまち1mも伸びるので、風害対策が必須。中国原産でゴマノハグサ科。




香料温室の横ではヒメハギ科のセクリダカ(Securidaca sp.)が見頃になって来た。これはメキシコ原産。その横ではサルビアのファリナセア(Salvia farinacea)も花が上がってきた。シソ科でメキシコ原産。

中庭、ブラジルヤシの下ではヘスペルアロエ・ノクトゥルナ(Hesperaloe nocturna)が咲いている。夜咲きなので昼間は閉じているが、毎年1〜2本は咲く。キジカクシ科でメキシコ原産。同じくノボタンのコート・ダジュール(Tibouchina urvilleana 'Cote d'Azur)も咲いてきた。ノボタンは秋のイメージだが、本種は今の時期からずっと咲き続けて、驚く程多花性だ。ノボタン科でブラジル原産。
























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