温室の花、あれこれ
いよいよ春の花も終盤で、刺物も残り花が多くなった。最初は太平丸(Echinocactus horizonthalonius)。これは今後もポツポツ咲いてくるだろうが、次の神竜玉(E.parryi)はこれが最後。黄彩玉(Ferocactus schwarzii)や長刺黄彩玉(F.schwarzii hybrid)もこれが最後。



チュルビニカルプス・クリンケリアヌス・ミニムス(Turbinicarpus klinkerianus var.minimus)は定期的に咲く。夏に向かってはコリファンタの巨象丸(Coryphantha andreae)が咲いてきたが、本種は象牙丸ほど花着きは良くない。以上はメキシコのサボテン。

南米ものではパロジアの地久丸(Parodia erinacea)が咲いてきた。丈夫な種で、これはこぼれ種で育った株だ。天平丸(Gymnocalicium spegazzinii)もぼちぼちか。これらはアルゼンチン原産。チリ原産のネオポルテリア・チレンシス(Neoporteria chilensis)も季節外れでこれが最後。













この記事へのコメント
交配種も咲き誇る温室は華やかさであふれていますね。此だけの数の植物を適切に三十年も管理なさるのは素晴らしい事だと思います。
私は過去の記事であるユーフォルビア・クーペリーの事で此処に辿り着きました。個人的に、この瑠璃塔とも呼ばれる種類を研究している者なのですが、中々牛歩の成果しか出ないのが現状です。このバナナワニ園で長らく育てられているという瑠璃塔は、他にはない特殊な形質を持っている様に思えました。
差し出がましいお願いですが、もし、現存していて再び枝打ちの機会があらば、その枝を適価で譲って戴けると有り難いです。
お名前からして、ユーフォルビアの成分とか毒を研究しているのであれば、どういうお仕事か教えて下さい。研究報告等があればベストです。連絡は研究室にお願いします。wanien@fork.ocn.ne.jp