果樹温室では
きょうは果樹温室から報告。この時期になるとバレンタインの話題が多くなり、カカオ(Theobroma cacao)に注目が集まる。秋に花が多かったカカオは正月にかけて果実が大きくなって来ており、今ようやく見られる程度の大きさまで育った。これから当分は果実を楽しめるはずだ。アオイ科でアマゾン原産。
ゴレンシ(Averrhoa carambola)も継続的に結実しており、昨年派手に剪定した株にも幾つか結実しており、剪定に関して良い経験になった。カタバミ科で東南アジア原産。
グワバ(Psidium guajava)は今シーズンオフだが、大実のグワバは熟しても落果しないので、今でもぶら下がっているのを見ることが出来る。フトモモ科で熱帯アメリカ原産。同じフトモモ科のフトモモ(Eugenia jambos)は今丁度蕾が出て、一番花が咲き始めた。これも東南アジア原産。

赤い宝石のような果実のタチバナアデク=ピタンガ(Eugenia uniflora)もきらきらと輝く実を着けてとても奇麗だ。勿論食用で、食べても美味しいが、盆栽みたいにして果実を成らせたら素晴らしいだろう。これもフトモモ科でブラジル原産。
最後はパパイヤ温室の黄実のパパイヤ(Carica papaya)。パパイヤは今収穫期で、毎日のように黄色く熟した順に収穫しているが、この見た目が派手な黄実のパパイヤは、いざ食べるとえぐ味があって、使い物にならない。だからあくまでも観賞用。パパイヤ科で熱帯アメリカ原産。









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