クリスマスカクタス登場

ワニ園の栽培温室担当者の得意作物の1つがクリスマスカクタス(Zygocactus hybrid.)で、この時期になると園内各地に飾って彩りを添えている。画像はパパイヤ温室の入口。この後1号温室の入口にも大鉢が飾られ、クリスマスを前に華やかになってきた。DSCN0128.jpgDSCN0129.jpgDSCN0131.jpgDSCN0134.jpg中庭ではブラジルから来たコショウボク(Schinus molle)の矮性種がピンクの実を着けていて、とても可愛らしい。コショウボクそのものは一抱えもある大木になって、メキシコでは街路樹として重用されていたが、これは丈が50cm程で叢生する小型種だ。ウルシ科の小花木だ。バナナ温室側の芝生ではサイカス・デーバオエンシス(Cycas debaoensis)の果実が成熟直前で、収穫が楽しみだ。それにしても生育旺盛なソテツで、あと数年もしたら持て余す程の大株になってしまいそうで、贅沢な悩みを抱えている。ソテツ科で中国南省原産だ。バナナ温室前の階段ではサツキに自然実生のキリカズラ(Asarina erubescens)がからんで奇麗に咲いている。道路の石垣に生えた巨大株もいいが、このような若い株もまた嬉しいものだ。ゴマノハグサ科でメキシコ原産。DSCN0138.jpgDSCN0135.jpgDSCN0139.jpgDSCN0142.jpgDSCN0144.jpg1号温室パフィオペディルムのコーナーでは、パフィオの花期直前で花が少ないので、バックヤードで咲いた原種ランを適宜持って来て飾っている。最初はコロンビア原産のフラグミペディウム・ロンギフォリウム(Phragmipedium longifolium)、ニューギニア原産のデンドロビウム・フォルベシー(Dendrobium forbesii)、デンドロの当園交配種(D.hybrid)、かつて世界の植物園の際使われたミルトニア系の交配種など雑多だ。(Miltonia hybrid)。DSCN0152.jpgDSCN0147.jpgDSCN0150.jpgDSCN0146.jpg

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