巨大なアガパンサス

我が家の窓辺でヒガンバナ科のアガパンサスが巨大に育ち、今花盛りだ。このアガパンサスは私が1993年に南アフリカから種子を導入したもので、確か4種あって、ここに並べて植えたはずだ。アガパンサス・コッディー(Agapanthus coddii)、イナパータス(A.inapertas)、コンプトニー(A.comptonii)、プラエコックスの白(A.praecox 'White')と記録にあり、白は一目でわかるし、小型だ。。ところがこの写真の株は花が高さ2mにも達してばかでかい。イナパータスは花が吊り下がるタイプで、多分ここでは咲いた覚えがないから、絶えたのかも知れない。だからコッディーかコンプトニーのはずだが、どちらも画像等の調べが付かないが、多分コッディーではないかと思う。こんな大きなアガパンサス、他所では見た事がないが、今年はとにかく見事だ。その奥に寒河江ギボウシ(Hosta 'Sagae')が植わっているが、大型の寒河江すら小さく見える程だから、その大きさがわかろう。DSCN5339.jpgDSCN5461.jpgDSCN5458.jpgDSCN5467.jpgDSCN5463.jpgその横ではディエテス・グランディフローラ(Dietes grandiflora)も咲いている。以前は大量に植えてあったが、余りにも殖えるので今は1株だけにしている。紅色花のクロコスミア・ルシファー(Crocosmia x Lucifer)も満開だが、そのバックでは基本種のヒメヒオウギズイセン(C.crocosmiifolia)も咲いていて、2色並んで楽しんでいる。ともにアヤメ科で南アフリカ原産DSCN5469.jpgDSCN5457.jpgDSCN5451.jpgDSCN5453.jpgベランダでは熱帯スイレンが咲き出し、白のカペンシス系品種(Nymphaea capensis hybrid)と紫のタンザナイト(Nymphaea hybrid 'Tanzanite')だ。タンザナイトは宝石の名前だが、今日のニュースで巨大な原石が出土して、掘った人が大金持ちになったとあった。スイレン科で南アフリカ原産。DSCN5328.jpgDSCN5330.jpg温室の下では擁壁の隙間に植えたディオーン・エドゥーレ(Dioon edule)が大きく成って自生地みたいな景観になってきた。先日、下から迫ってきたイリオモテアサガオ(Ipomoea indica)を片付けたので、今はすっきりしている。ザミア科でメキシコ原産。DSCN5446.jpgDSCN5445.jpg庭の各所でパラグアイから来た大型のハブランサス(Habranthus sp.)が咲き始めた。当初は大輪花を選抜しようとして頑張ったが、思うようには行かなかった。最後は玄関脇のアナベル(Hydrangea arborescens 'Annabelle')。まだ当分見られそうだ。ユキノシタ科でアメリカ原産。DSCN5442.jpgDSCN5473.jpgDSCN5471.jpg

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