竜女冠咲く
2年振りに竜女冠(Echinocactus xeranthemoides)が咲いた。と言っても刺が邪魔して開けないのだが、これで開花ということだ。この株は15年程前に故柿﨑さんにいただいた正木苗で4号鉢だ。故小林さんが氏の著作で書いていたように、大竜冠の類としては育て易い植物なのだ。私のような栽培下手が正木で育てられるのだから、余程丈夫ということだろう。でも私としてはとても嬉しい。
刺物ではフェロカクタス・アラモサヌス(Ferocactus alamosanus)が咲いてきた。どっしりとした大株になって、基本種のポッシー(F.potsii)の方が正しい名前かも知れない。神仙玉(F.coloratus)は相変わらず咲いている。

ロフォフォラでは銀冠玉(Lophophora fricii)の綴化とコエレシアーナ(L.koehresiana)が満開。

ヘキルリランポー(Astrophytum myriostigma)なども良く咲いている。白いのは3角ランポーのなれの果てで5稜になりつつある。



エスコバリア・ヘステリー(Escobaria hesteri)とチュルビニカルプス・ディキソニアエ(Turbinicarpus dickisoniae)、今日もシンクロして咲いていた。チュルビニではクリンケリアヌスのミニムス(T.klinkerianus var.minimus)も満開。本種も丈夫で良く殖え、良く咲く。最後はコリファンタの巨象丸(Coryphantha andreae)。竜女冠はアメリカ、他はメキシコのサボテンだ。




















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