園内では

梅雨入りした園内では、ワニ池周りでアメリカデイゴ(Erythrina crista-galli)が満開だ。当然花は散って池に浮かび、掃除する方は大変だが奇麗なものだ。マメ科でブラジル原産。DSCN4890.jpgDSCN4894.jpgDSCN4893.jpgDSCN4888.jpg同じく入口のセイヨウキョウチクトウ(Nerium oleander)も良く咲いている。昔、レッサーパンダを導入するとき、有毒だからと今のクジャクヒバの部分に植わっていたキョウチクトウを全て抜き捨てたが、この入口の一角だけ残っている。キョウチクトウ科でヨーロッパ原産。DSCN4886.jpgDSCN4885.jpg展示室前小花壇では、モーリシャスの絶滅危惧植物ネソコドン(Nesocodon mauritianus)が良く咲いている。キキョウ科でホタルブクロみたい花だから、一般の人は気付かないが英国のキュー植物園にいただいた貴重な植物だ。DSCN4882.jpgDSCN4880.jpg売店前温室ではポートランディア(Portlandia platantha)が満開になっている。小さな体から沢山の花を咲かせて身の程知らずの植物だ。アカネ科でジャマイカ原産DSCN4873.jpgDSCN4875.jpg。1号温室ではグロキシニアのブロケードミックス(Sinningia speciosa 'Brocade Mix')が咲き始めた。株が老化して個体数が減ったので、今年は芽挿しで殖やしたが、思うように育たない。パラグアイから持ち帰ったシンニンギア・アグレガータ変種ペンドゥリナ(S.aggregata var.pendulina)も咲き始めた。芽出しは遅いが、何とか維持している。最後はシンニンギア・トゥビフローラ(S.tubiflora)。これだけは丈夫で年々殖えている。以上3種はイワタバコ科でトゥビフローラはブラジル原産。DSCN4903.jpgDSCN4899.jpgDSCN4901.jpgDSCN4905.jpg

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