水中のハス、地上のハス
分園テラピアの池でようやくハスが1輪咲いた。植えかえをしなかったもので生育が悪いのは仕方がないが、咲いてくれればやっぱり嬉しいものだ。このハスは小型品種で花付きの良い小舞妃(Nelumbo nucifera 'Sho-Maihi')らしいが、確かに次々蕾が出て来て楽しみ。
バナナ温室横では地生のハス、地涌金蓮(Ensete lasiocarpum)が見頃だ。出始めの花、見頃の花、去年からの花が並んで咲いているが、周囲に緑の葉が多いため、花はほとんど目立たない。折角の美花なのに勿体無い話だ。バショウ科で中国雲南省原産。

近くで昨日撮り損ねたピンクのクリナム・ムーレイ(Crinum moorei 'Pink')も咲いていたので紹介する。南アフリカ原産でヒガンバナ科。
1号温室のソテツの鉢では露地に先だってタカサゴユリが咲き始めた。今は一輪だが、中庭は数日でたちまちタカサゴユリ(Lilium formosum)の花が溢れるはずだ。ユリ科で台湾原産。
その横ランのパフィオペディルムのコーナーでは、パフィオの花がないので、カタセタムの交配種(Catasetum hybrid)やニューギニアの原種デンドロビウム・スミリアエ(Dendrobium smilliae)が飾ってある。コチョウラン(Phalaenopsis cvs.)も2番花が咲き始めて、幾らか賑やかになった。












この記事へのコメント