エアプランツなど

園のエアプランツコーナーでティランジア・フックシー(Tillandsia fuchsii)が咲いていた。本種は丈夫で10年、20年放任でも年々株数が殖えて充実して来る。これはメキシコ原産。その下ではエクアドル原産のダイエリアーナ(T.dyeriana)の花序が色付いてきて開花も近そうだ。こちらは、全然殖えず、現状維持が出来れば御の字の口で、2株咲くなんて珍しいことだ。ローレンツィアナの小型種アルゲンテア(T.lorentziana var.argentea)も赤い花序を上げていた。当園で最も歴史のあるエアプランツの1つで、44年前の1975年にドイツから輸入されているから、当時ウエルナー・ラウー教授が南米で採集した植物の1つだろう。これは多分、ボリビア辺りの産だろう。イオナンタ(T.ionantha)はこの連休後半の暑さでまた赤くなったようだ。これも年々殖えて、いまでは何百頭に殖えて見事なものだ。これはメキシコ原産。私も駐車場焼けで、2日間で黒く日焼けしてしまった。我が家では昨晩ディスコカクタスが満開で大型のカランコレンシス(Discocactus carancolensis)と小型のホルスティー(D.holstii)が咲いていた。ホルスティーは知人に頂いた種だが、花がやけに大きくて、直径が球体の倍もあって、見事なものだ。共にブラジル原産。ヒガンバナ科のアマリリスも黒赤とも言えるような小森谷さんのトランペット・ルージュ(Hippeastrum hybrid'Trumpet Rouge')が咲いている。白は三宅さんのミニの系統の交配実生だが、とても丈夫で大きくなってしまった。以下はベランダで遅くまで咲いているキンポウゲ科、ヨーロッパ原産のクリスマス・ローズ、サクラ・シフォン(Helleborus orientalis 'Sakura Siphon')、南ア原産、アヤメ科のロードヒポキシス(Rhodohypoxis baurii)もボチボチ咲き出し、イキシア(Ixia hybrid)も満開だ。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック