夢袖咲く。

柱サボテン袖が浦(Eriocereus jusbertii)の紅花品種「夢袖」(E.jusbertii hybrid 'Yumesode')が昨晩4輪咲いた。ピンク花の花袖とセットでいただいたもので、昨年は花袖が好調で7輪も咲いたと思うが、今年は夢袖が好調で先に咲いた。花袖の蕾はまだ小さいし、幾つもない。袖が浦は交配種起源とは昔から言われているが、今日袖が浦にエキノプシスやロビビアの各種を交配しても出て来る植物は全て袖が浦の顔をしているとの事で、不思議な話だ。ただ花色は遺伝するらしく、これらのようにカラフルな品種が登場してきたということだ。次は有星類各種、ヘキルリランポー(Astrophytum myriostigma)、四角ランポー、古株の2頭立ちヘキルリランポーなどだ。この古株のラベルに1964年と書いてあるから、私が中学1年の時、近所の花屋で買った物だ。以来55年、ランポー系の有星類は本当に丈夫で、腐らせた記憶がないほどだ。だから金鯱同様、人生を共にするにはお勧めの植物だ。次は大鳳玉(A.capricorne)と鳳凰玉。学名は一緒かも知れないが、前者は豪壮、後者は繊細な刺だ。今調べたら、この鳳凰玉は1969年12月に岐阜の南草園から購入している。丈が30cmもあり、これも50年だ。最後の2枚は花園兜(A.asterias)と紅鷹(Thelocactus hetrochroms)、花園兜と白花大統領(Thelocactus bicolor)、鳥羽玉(Lophophora williamsii)などだ。夢袖以外は、全てメキシコのサボテンだ。
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