ムクナが満開、ワオ!

実は先週の水曜日、園内を回った際に本園8号温室でオウムカズラことムクナ・ベネッティー(Mucuna bennettii)が2房咲いており、そろそろ報道原稿を書かなければと思いながらすっかり忘れていた。今日になって担当者から満開だよと言われ、慌てて見に行ったら凄いこと。なんと200房位咲いていて、とても房数を数えるどころではない。一面花、花、花で面食らってしまった。あわてて研究室にとって返し、報道原稿を書く有様。確か今年の春は1つも咲かず、空振りもいいところだったが、その分、この秋に持ち越したのかも知れない。分園のバナナなどは春からの猛暑と9月の長雨の影響があってか、ちっとも思惑通りに育ってくれないのだが、ムクナの場合はこの異常気象がプラスに働いたのだろう。植物とはわからないものだ。ムクナは気難しい植物の代表みたいものだが、まさかこんな形で好結果が出ようとは、本当信じられない思いだ。これで来春咲いてくれれば願ったりだが、こればかりはムクナに聞いてみないとわからない。とにかく今日はゆっくりムクナの画像をご堪能願いたい。因みにムクナはニューギニア原産でマメ科の大型ツル植物だ。当園では40年以上も昔から本種の導入に血道を上げ、何度も導入しては失敗を繰り返してきた。今日の株は2005年8月の導入で、5年後の2011年に初開花し今日に至っている。
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この記事へのコメント

藤原
2018年11月03日 23:47
素晴らしいですね! 近ければ、すぐにでも出かけて直接拝ませて頂きたいのですが-------。
ムクナ・ベネッティーは、写真でも美しいですが、光を通してみる緋色の輝きはこの世のものとは思えないほど美しいですね。
我が家の鉢植え(8号鉢)のものは、3年前に2房咲いた後枯れてしまいました。 現在手持ちの株が開花する迄にはまだ数年を要しそうです。
2018年11月04日 18:02
藤原さん、ムクナは奇麗でいいですね。ところで例のCamptosema grandiflora 今だに咲く気配なしです。
藤原
2018年11月04日 22:53
我が家のCamptosema grandifloraもまだです。尾崎さんにも挑戦して頂いているのですが、この植物案外気難しそうです。突如枯れ出したと思えば、すぐに復活したり。大木になれば強い樹になるのでしょうか。
2018年11月05日 09:59
藤原さん、熱川辺りなら案外外の方がいいのかもしれませんね。来年、1つトライしてみますか。
藤原
2018年11月05日 17:08
原産地がブラジルですから、熱川くらいの外気温なら、案外 外で栽培した方が良いかも知れませんね。坂崎さんご紹介のペイショットアも我が家では、鉢植えのまま外で越冬させたものの方が元気に育っています。(当地の冬は零下5℃になり、全ての葉を落としましたので、枯れたかな、と思いましたが、その後復活して今では温室内で越冬したものよりも元気です。)
2018年11月07日 19:24
そうですね。解説を見ると霜にも耐えると書いてあるから、温室では甘やかし過ぎで咲かないんでしょう。来春、外に植えてみます。

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