珍しいカピタータが開花

ティランジア・コーナーで珍しいティランジア・カピタータが咲いている。ニュー・ティランジア・ハンドブックの56番でカピタータ類似種(Tillandsia capitata aff.)として紹介している個体で、考えてみたらこの写真を撮って以後1度も咲いていなかったと思うので23年振りの開花かも知れない。カピタータは生育の早い植物だが、この系統に関しては極めて遅く、ハンドブックの時でも辛うじて咲いたのを収録した覚えがある。ワニ園の栽培環境は、放任で肥料も全然やっていないので、年々開花が悪くなり、極めて限定された種しか咲かないのがここ10年程の傾向だ。何とかしなければと思うのだが、日々の管理に追われ、丈夫なティランジアはほったらかしというのが実情なのだ。そのような環境でひさし振りに咲いてくれた植物に感謝したい。このカピタータ非常にユニークで、雄しべ、雌しべが殆んど花筒の先端から伸び出さないのだ。今回はかろじて先端に飛び出している。株も小型で質も硬いという特徴がある。本種の由来は不明である。今はもう1つ、ドイツから来た大型のベルニコーサ(T.vernicosa)が咲いている。非常に観賞価値の高い系統で、繁殖も良い。ベルニコーサはパラグアイ周辺が自生地だ。またカトプシス・ベルテロニアナ(Catopsis berteroniana)がずっと咲き続けている。本種はラウーしから来た種子の実生由来で、氏のお宅周辺のベラクルスで採集した系統のはずだ。ティランジアコーナーの隅では亀甲竜(Dioscorea elephantipes)が新葉を展開し、元気一杯だ。非常に形の良い亀甲竜なので、ここで大事にしている。先般花が良く咲いていたが結実の気配はなさそうだ。南アフリカ原産でヤマノイモ科。最後は木の葉サボテンのペレスキア・ブレオ(Pereskia bleo)。今年は花を咲かせて種を穫りたくて大きくそだてたのだが、花は来年になりそうだ。ウイルスに罹患しているので、世代を更新したいのだ。本種は中米原産で極めて寒さに弱い。
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