奇想天外咲く
この暑さのおかげで奇想天外(Welwitschia mirabilis)が早くも咲いてきた。南アフリカ原産、乾燥地性の裸子植物で、キソウテンガイ科に属し1属1種という世界の珍奇植物の代表的存在だ。大株ということもあって、花序が出て来たと思ったらムクムクと大きくなり7月2日の昨日から咲き始めた。これは同じ尺鉢に植わった雄株2株で、その2株目も今日明日には咲いて来るだろう。私の希望は残った1株が雌株で、我が家で交配して種を穫ることなのだが、その3株目、今年は他株に先駆けて花芽が出たにもかかわらず、それ以後全然大きく成らず、空振りに終わってしまった。また来年再挑戦ということだ。植物相手だと1年なんてあっという間で、今年で15年ということなのだ。最後の写真が未開花の株。
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