秋の気配

展示室前の小花壇に植えたアヤメ科のモラエア・ポリスタキア(Moraea polystachya)が生え揃い、もう秋の気配だ。モラエアの中で本種だけは秋咲きで芽出しも早いので当然といえば当然だが、実生で量産した球根は今年、開花年齢に達したので、開花時には賑やかになるだろう。中庭では台風の大雨のおかげかヒガンバナ科のアマリリス・ベラドンナ(Amaryllis belladonna)が蕾を上げ始めた。原種っぽい在来種が最初で、あと白花の白鳥も続いている。開花が待ち遠しいところだ。上記2種は南アフリカ原産。シャクナゲモドキの近くではアヤメ科のヒオウギ(Belamcanda chinensis : Iris domestica)がパラパラ咲いている。これはタイで採集してきた背の高い系統だが、ここで根付いてよく殖え、毎年良く咲いてくれる。最後は中庭でソテツの陰に植え込んだバショウ(Musa basjoo)だが、先日の台風で葉が全部吹き折られ丸太みたいになってしまった。新宿御苑で結実したバショウの実生だけに、何とか開花まで持って行きたいのだが、分園は風が強いので前途多難だろう。
なお、今日は友の会の語る夕べ、明日は総会ということで、園内管理も大慌てで間に合わせた。昨日はソテツの所の消毒を済ませた。毎年外のソテツは新芽が出ると旧葉を切り、カイガラの消毒をするのだが、今年は忙しくて葉の剪定も間に合わず昨日まで来てしまったので、慌てて入口周辺と温室ベッドのカイガラの目立つ所を消毒したのである。外のソテツは年1回しか消毒しないので、良く効き、今朝は下が真っ白になっていた。中庭の芝生もカヤが目立っていたので、今朝あわてて草刈りをして間に合わせた。とにかくせわしないことだ。
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