ワニ園でもカキの収穫
分園バナナ温室の裏には富有ガキが1本植わっていて、今年は大豊作。担当者1人ではやりきれなかろうということで、昨日は3人でこの木に取り着き収穫作業。収穫と言っても、余りにビッシリ成っているので、指程の太さのところで切って枝ごと収穫した。1枝に30も40も成っているのだから、来年のためにも枝ごと切った方が良かろうということでバッサバッサ。結局35kg位収穫したと思う。それを早速事務所へ運び、女性スタッフに小分けしてもらって、スタッフが持ち帰れるように準備した。ところが今年はカキが豊作で、どこでも採れるのか持ち帰る人間は何人でもない。頼むよ、折角だからみんなで食べてよ!。今日の画像は、収穫した後のカキノキの様子。ご覧の通り、まだ色付いていない実が沢山残っていてあと20kgはあると思う。成る時には成るもんだねという話。次はそのカキの裏のフェンス沿いに植えられたキミノバンジロウ(Psidium cattleyanum var.lucidum)。私はここには赤いストロベリーグワバ(Psidium cattleyanum)しか植わっていないと思っていたが、今日、黄色い実が1株あるのに気が付いた。確かこっちの方が美味しかったよな、と思いながら2個程食べてみたが、やはり酸味が強くて赤いのと大差のない味だった。いや、残念でした。最後はやはりバナナ温室横に植わっているタイワンツバキ(Gordonia axillaris)。これは20年前横浜の平野さんにいただいた系統で、樹形がコンパクトに育ち、花も白味が強くてとても上品だ。既に根元には落花が沢山積もっているが、それでも次々咲いてきて、花着きの良さを証明している。この系統は中国の四川省原産、もちろんツバキ科に属する。
この記事へのコメント
なっていませんが、1年おきに7~800個が実ります。
今年は、太秋種の年ですので、200個程度です。
どちらの品種も、ご近所に配らせて頂いていますが、
それでも、完熟で、ぼとぼと下に落ちてくるものが
多数出てきます。
そこで、数年前から、完熟で柔らかくなった実は
冷凍保存することにしていますが、4月、5月の、
柿の無い頃の”柿シャーベット”の味は格別ですよ。
ワニ園ではどうされています?
凄い柿の木があるんですね。
ワニ園の場合、スタッフが40人もいますから、皆で分ければたちまちです。
ところでブラジルのツルCampostema、目一杯伸ばしていますが咲きそうもないですね。そちらはどうですか。ムクナはこちらでもオオオニバスの温室でもう色が出ている頃です。分園の株にも花芽はありますが、咲きそうもありません。