ヘディキウムなど

園内では早くからニクイロシュクシャ(Hedychium carneum)の自然実生が咲いているが、9月になっていよいよ本格的なヘディキウムのシーズンになってきた。香料温室内では葉に斑が入る園芸品種ドクター・モイ(H.hybrid 'Dr.Moi')が咲き始めた。勿論ジンジャーことハナシュクシャ(H.coronarium)も咲いている。また屋外のゴミ捨て場で、ご覧の様に黄色い細弁で花数の多い実生株?が咲いている。中国の本を見ると似たような花が出ているが、そんなはずはない。多分これはキバナシュクシャ(H.gardnerianum)とニクイロシュクシャの自然雑種ではないかという気がする。もともとこんな花記憶にないのだ。同種の3枚目は咲き始めの若い花だ。最後は我が家の黄花園芸品種で、多分「金閣」だったと思うが、定かではない。これは実生しても同じ花が咲くので、遺伝的には固定しているようだ。最後に紫葉、紅花のカンナを紹介する。ここによくコメントを下さる友の会のみのりさんに昨年いただいた植物だ。写真判断でダンドク(Canna indica)の紫葉タイプと認識していたが、花が咲いたらダンドクの3倍も大きくて驚いた。痩せた土地に植えたので小さい身体に大きな花が咲いて、なかなか良いものだ。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

この記事へのコメント

みのり
2014年09月05日 20:49
花のサイズ、植える場所によって、違ってくるのですか。でも、名前は、カンナ・インディカで、よろしいのですね。私は、花より、葉の色が気に入ってます(^^)
2014年09月06日 18:43
ゴミ捨て場のシュクシャは、積極的に増殖させるといいかも知れません。かの20世紀梨もゴミ捨て場に生えていたものを育てたそうですし、このシュクシャも21世紀に長く残る名品となるかもしれません
2014年09月06日 20:04
みのりさん、インディカの原種ではないと思います。何か園芸種の血が入っている気がします。
森さん、確かに奇麗なシュクシャです。まず我が家に持って行きましょうかね。

この記事へのトラックバック